ふた昔ほど前
お笑い芸人が
「お笑いは、実は難しいのに、
そういう扱いをされていない」
とメディアで発信していたのを
よく耳目にした。
そのように思ったことがないので
意識して見るようにしてきた。
お笑いは哲学的でもあるし、悲哀も表せる。
それらを笑いにくるむことで
表現がより深くなるんだな、と思うようになった。
しかし、改めて自身に問うてみると
お笑いは難しいとか、なんだとか
そんなことに興味はないと思った。
コミュニケーションを円滑にする手段
会話する時に主導権が取れるやもしれない。
話術の技術として研究したらいいと
思ったのが本音だったのだ。
別のところで
ファッションや建築には哲学や思想が現れる
そういう言葉も聞いたり読んだりした。
確かにそうかもしれないと思い
見たり試したりしてきたが
流行りを押さえていること
そういう知識を持っていると思わせられること
それがふとした時に有利に見られるかもしれない。
そう思ったのが本音だ。
実はそんなに興味はないと気付いた。
何であれ
周囲の流れを見て
何か発言権の強い人の主張を聞いて
これを見知っていたり、押さえていれば
コミュニケーションする際
どこかで有利になる、という動機で始めることの
多かったこと。
そんな動機で何かに興味を持ち続け
いつでも御託を並べられるよう
肩ひじ張って研究するのは嫌だと
魂が言っている。
もう執着は要らない。
私はライトユーザー。
肩入れしすぎない。
かる～いファン。
ごめんなさい
ありがとうございます
愛しています
